[Asriel] 月光蝶舞う深紅の楽園

01.Al phobis
02.月纏の蝶
03.眠りの森が魅せた夢
04.nocturne
05.瞳に映る最期の憧憬
06.深紅の楽園

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01. Al Phobis

作詞:KOKOMI
作編曲:黒瀬圭亮
歌:KOKOMI

美しい薔薇の香芳しき
この月夜に秘めし物語

選ばれる事はまた悲しき
破滅と終焉と愛を呼ぶ

あの遠い記憶 眠りの森の中で
詠われた呪い(うた)は今も背に宿る
ただ歳を重ね 見える世界変われば
可憐な羽根(つばさ)は不要物(いらない)だけだから

悲しみを見せないで(貴方の前で笑う)
陽が沈む前に来て(沈めばこの姿は)
夜が明ける迄 全ての窓を閉めて(見せられないわこんな蝶の姿など)
涙も流れぬなら(ビンで刺して飾って)
抑えることも出来ぬ(想いは膨らむだけ)
『運命の恋』なんてしなかったのに―――

隠された棘の刃ば誰かに
傷をつけて在り処を教える

澄み渡る森からの解除の方法(おしえ)は
迷いも無く彼の背を押して

あの三日月の夜 紅い絨毯みたいに
咲き乱れた花と彼と彼女
次第に姿が小さくなりゆくけれど
変化(それ)は美しくまた愛しく見えた

誰よりも大切で(何も怖がらないで)
どうか永久に笑って(月の下を歩いて)

限り或る時間の中で縛られずに(人として生きてそして又出会おう)
此処に約束するよ(必ず迎えに来る)
世界が変わろうとも(その瞳を頼りに)
探し出すよと 残し彼の影は消えた―――


02. 月纏の蝶

作詞:KOKOMI
作編曲:黒瀬圭亮
歌:KOKOMI

流れゆく時を背に今(舞い降りて)
描かれた想い匣庭の中で踊る―――
(物語の幕開け 謡いますわ)

『生まれ』
…この城壁(ばしょ)は只のお飾りで
『育ち』
…温もりがあったかも露知らず
(決められた愛で 踊りますか Shall We Dance?)
『同じ』
…毎日が或る日終わります
『貴方』
…瞳の先に私が留まった

装飾(かざり)なんて要らない 羽根(つばさ)を与えて

舞い踊れ花びら 夜空に(ひらひら)
望まれる それが望みだった(けれども本当は)
紅い羽根を持った私は(貴方の)
望んでた私にはもう 戻れないの

『流れ』
…時はただ冷たく刺さって
『秘めた』
…蝶の呪い(しんじつ)は鍵を掛け閉ざすだけ
(秘められた愛で 踊れるかしら May I dance?)
『月の』
…導くは触れられぬ蝶の姿(わたし)
『言葉』
…無くてただその手に留まった

羽根(かざり)なんて要らない 居場所を与えて

導いて花びら 夜空は(怖くて)
伸ばされた手を翻すしか(出来ないけどでも)
蒼いその瞳で貴方は(私の)
全てをも理解して(わかってて)そう 抱きしめたの?

居場所(かざり)なんて要らない 貫方が居るなら…

舞い上がれ花びら 夜空を(飾って)
短くて儚い夢ならぼ(それでもいいから)
永遠の別れ(かなしみ)が見えない位に(ひらひら)
散りゆけば幕は下りずに続くでしょう



03. 眠りの森が魅せた夢

作詞:KOKOMI
作編曲:黒瀬圭亮
歌:KOKOMI

人はまた同じ過ちから
抜け出せず綺麗事で片付けるだけ (AH Why…)

羨望は心の奥底で
言い知れぬ嫉妬や憎悪(醜い感情)になる

まだ沈みかけた世界に光が見えるのなら
仰いだ空にその手を翳して

決め付けられた夢 逃げ場所は無く
駆け抜ける迷路は 果てしなく続いている
夜の森に蔓延る紅の群れ
蜘蛛の巣に張り巡りし 甘い罠よ

幼き日抜け出した記憶は
鮮明に今も消すこと出来ず残る (AH Cry…)

欲望は時に理屈よりも
手が先に紅い蝶(それ)に触れてしまうから

まだ沈みこめた想いに迷いがあるのならば
諦めないで出口を探して

忘れ去られた夢 知らない事は
無邪気な悪戯で 片付かない時もある
掟を破りし罪の代償
昼と夜の境界は 遠くなった

『聞いて 眠りの森の蝶は
 捕まえてはいけない神様だから 忘れないでいて』

眠りの森の夢 愛しき人よ
その命を代えて 此の蝶を愛せますか
夜の森に蔓延る紅の群れ
一筋の光が射すまで 嘘を纏え


04. nocturne

作詞:KOKOMI
作編曲:黒瀬圭亮
歌:KOKOMI

降り積もる雪 消える足跡
手を伸ばしても 掴むは虚空だけ

舞い散る季節を ひとつ感じて
瞳に潜む恐れを 眠りの森で見た夢の魅せた誓い

―――あの時

もしあの瞬間 君と出会っていなければ
荒(すさ)む空も穏やかなまま―――
時を越えいつか また巡りあうから
冷めた月も今は燃え尽きるでしょう

眠りは深く輪廻の月夜
再会(であい)の予感 静かに訪れる

舞い散る木の葉を ひとつ見つめて
瞳に潜む恐れ 眠りの森で見た夢の魅せた記憶

―――あの時

もしあの瞬間 君と出会っていなければ
欠けた月も眠りつくまま…
時を越えいつか また巡りあうから
静かな夜も今は狂い出すでしょう
いつかは―――
この想いも消え去る時が来る?

―――あの時

もしあの瞬間 君と出会っていなければ
荒(すさ)む空も穏やかなまま―――
時を越えいつか また巡りあうから
冷めた月も今は燃え尽きるでしょう

やがて来る闇は
僕らを引き裂いてしまい この記憶も連れ去るけれど
いつかきっと叶う 願いを抱き
その時を静かに待ちわびましょう



05. 瞳に映る最期の憧憬

作詞:KOKOMI
作編曲:黒瀬圭亮
歌:KOKOMI

貴方は 遠くて
私には 眩しい
運命の始まりも 終わりもそう
違うと知っていたのに

その手を伸ばさないで
 この手を永久に繋がせて
囁く言の葉 誰が為 定命 近付くの?

肩越しに見ゆる月
変わりゆく風の流れそれは
まだ見えぬこの 瞳に映る憧憬

貴方の 見据えた
望むもの 何処へ
幾千の星空と 私一人
分かりきっていた…でも

その指で触れないで
 この指で優しく撫でて
矛盾するココロ 誰が為 定命 出会ったの?

小さな石一つに
託された世界の行方
甘い悲鳴ただ 叫んだ声は消える

離さないで…離して
この場所から動けないの カミサマ

その手を伸ばさないで
 この手を永久に繋がせて
囁く言の葉 誰が為 定命 近付くの?

肩越しに見ゆる月
変わりゆく風の流れそれは
まだ見えぬこの 瞳に映る憧憬

同じ場所に居たいの
 出来ぬなら瞳を閉じて
再び開く前に私は消えましょう
ただ忘れないでいて
 握り返す手も返す言葉も無いけれども
貴方を愛していた



06. 深紅の花園

作詞:KOKOMI
作編曲:黒瀬圭亮
歌:KOKOMI

あとどれ位の朝を 指折り数えたら
君と居る世界に逝けると星に訊ねた

通り過ぎた当たり前の日々が 柵の中
寒ぎ込んでた耳に木霊する

色の無い絵本にも 詠われる詩がある
目に見えぬ言葉に色を付け
残された形のある者に託すんだ 永く
認からも必要とされてないモノなんて
この小さな世界には無いよ
永還が無いのなら眠り付くその時までただ―――

あとどれ位の夜の 下歩いていれば
懐かしい声聞こえるの風に委ねて

失うまで寄り掛かり過ぎてた その優しさに
今更だけど気付かされたんだ

まだ見えぬ世界には 新しい物達が
訪れを手招きしているよ
臆病になるよりも強気で向かうんだ 遠く
何かから逃げたくて闇雲に走るより
常に何かを追って行きたい
永遠が無いのなら眠り付くその時までまだ―――

色の無い絵本にも 詠われる詩がある
目に見えぬ言葉に色を付け
残された形のある者に託すんだ 永く
誰からも必更とされてないモノなんて
この小さな世界には無いよ
永遠が無いのなら眠り付くその時までただ―――

あとどれ位の日々を 笑って過ごしたなら
また新しい始まりの日 来るのでしょうか
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